長澤まさみ、初恋の思い出告白に大テレ! 春らしいノースリーブに花柄ミニスカ姿で登場!
7日、恵比寿のザ・ガーデンホールでウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン2012 SPRING ブルーレイ・DVD CONVENTIONが行われ、6月にDVD&ブルーレイの発売が決定した映画『コクリコ坂から』で主人公・海の声を担当した長澤まさみと宮崎吾朗監督が登壇し、本作がテーマとする初恋の思い出を語った。
春間近ということもあってか、この日の長澤はノースリーブのトップスに花柄のミニスカートと、涼しげな衣装で登場。本作はスタジオジブリが「初恋」を描き出した作品だが、長澤は「わたしもわりと自分の気持ちを言えずに終わるタイプですね」と告白。
そんな流れから「初恋はいつ?」と司会者に追及され「中学生ですかね。同じ中学の先輩でした」と照れくさそうにコメント。さらに司会者から「相手は? 何部?」と畳み掛けられ、「静岡県出身なので、サッカー部でした。実らずでしたけどね」と付け加えた。
意外に恋には奥手だと語る長澤だけに、「それまでの好きな気持ちをあたためて、海ちゃんが勇気を出して告白するシーンは、すごくかっこいいなと思いました」と感銘を受けた様子。さらに司会者の「初恋」の追及は宮崎監督にも向けられ、「高校生くらいですかね……。いや、勘弁してください」と監督が漏らすと、会場は笑いに包まれた。
本作の舞台はコンビニも携帯もない時代。下宿屋を切り盛りする海は、毎朝決まった時間に起き、食事を作り、そして海に向かって信号旗を上げる。そんな彼女の凛(りん)とした姿を見た長澤も「純粋に前向きに生きている人たちを見て、今の時代にはない力強さを感じたし、勉強になることばかり。今の人が欲しているものが映し出された作品だと思います。こういった日本人の純粋な前向きな気持ちは、これから大きくなっていく子どもたちにも感じてもらいたいこと。いい経験になりました」と多くのことを感じ取ったようだ。(取材・文:壬生智裕)
映画『コクリコ坂から』DVD&ブルーレイは6月20日発売予定(3月16日予約開始)