サンドウィッチマン、東日本大震災被災者への支援続行を語る!「震災はまだ終わってない、1年たっただけ」
東日本大震災から丸1年がたとうかという9日、自らも宮城県気仙沼市でのロケ中に被災したサンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)が、「風化させない動きを取っていきたい」(伊達)、「震災はまだ終わってなくて、1年たっただけ」(富澤)と支援活動のさらなる続行を訴えた。
サンドウィッチマンはこの日、都内で行われたDVD「東北魂TV」の発売記念イベントにマギー審司、狩野英孝、トミドコロと共に出席。「東北魂」は宮城県出身のサンドウィッチマンが発起人となり同じく宮城出身のマギー審司、狩野らが集結してチャリティーライブなど義援金を募る活動を行うユニットで、昨年10月からはBSフジでコント番組「東北魂TV」も放送されている。
「東北魂」を旗印に、精力的に被災地支援を行ってきた1年をサンドウィッチマンの二人は、それぞれ「早かった」と振り返る。伊達は「人間、いつどうなるかわからない。僕らはギリギリで助かったけど、大事に生きよう、悔いを残さないよう生きようと思った」と人生観が変わったことを語り、富澤は「(東北に)行く機会が増えて、こんなに美味しい物やいいところがあるんだなと思い、より東北が好きになった」と大きくなった東北愛を語っていた。
3月11日には気仙沼に足を運び、14時46分に黙とうを捧げたいという二人。「11日を機に震災を取り上げる番組もまた減っていくと思うので、『東北魂』という言葉を見て、まだ東北は大変なんだということを思ってもらえれば」と伊達が言えば、富澤も「東北魂のメンバーでコントをやりに行けたら」と支援活動のさらなる続行を訴え、そして笑いで東北を元気にしたいと力を込めていた。(取材・文:長谷川亮)
DVD「東北魂TV」はポニーキャニオンより発売中 価格:3,675円(税込み)