「イッツ・ア・スモールワールド」の作曲者、ロバート・B・シャーマンさんが死去
映画『メリー・ポピンズ』『シンデレラ』『チキ・チキ・バン・バン』の音楽家として知られるロバート・B・シャーマンさんが現地時間5日、ロンドンで亡くなった。86歳。この訃報について米ディズニーCEOのロバート・アイガー氏は「偉大な作曲家でありディズニーの伝説である彼の栄光は、音楽を通して、永遠に語り継がれるでしょう」と声明を発表している。
ロバート・B・シャーマンさんが音楽を手掛けた映画『ティガー・ムービー』場面写真
ロバートさんは弟リチャード・M・シャーマンと共に『メリー・ポピンズ』『クマのプーさん』などディズニー映画の音楽を多く手掛け、アカデミー賞には通算9回ノミネート。うち2回で受賞、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムにも名が刻まれるなど、ディズニー映画を語る上では欠かせない存在だ。
また、東京ディズニーランドを含む世界中のディズニーパークにあるアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」の同名テーマソング(邦題は「小さな世界」)を作詞・作曲したこともよく知られている。
その死が息子ジェフリーさんのFacebookで知らされるやいなや、多くの人が追悼コメントを発表。米ディズニーの現CEOのアイガー氏も例外ではなく、その功績をたたえながら、その死を悼んだ。(編集部・福田麗)