ウディ・アレン、10年ぶりに自分以外の映画に出演決定!しかもコメディ映画のジゴロ役
ウディ・アレンが、映画『トランスフォーマー』シリーズに出演するジョン・タートゥーロが監督・脚本を手がけるインディ・コメディ映画『フェイディング・ジゴロ(原題)/ Fading Gigolo』に出演すると発表された。
ウディ・アレン監督最新作『ミッドナイト・イン・パリ』写真ギャラリー
ヴァラエティ誌によれば、本作は、アレンとタートゥーロが演じる親友同士が、資金繰りを解決するためにジゴロになるビジネスに着手するも、彼らが属するユダヤ人コミュニティの疑惑を招く、というストーリー。ほかに、アレンの皮膚科医で、タートゥーロが演じる男性を雇って体の関係を持つ女性に映画『氷の微笑』『カジノ』のシャロン・ストーン、結婚生活に退屈した裕福な女性で、タートゥーロとストーンが演じる女性と3Pをしたいと持ちかける女性に、映画『ニューイヤーズ・イブ』のソフィア・ベルガラなどが決まっている。
アレンが、自身の監督作以外に出演するのは、2000年のアルフォンソ・アラウ監督の映画『ヴァージン・ハンド』以来、実に10年以上ぶりとなる。
映画『天井桟敷のみだらな人々』でも監督・脚本・主演をつとめ、演劇界の人々を描いて絶妙なブラックコメディの世界を作り上げたタートゥーロに料理されるアレン、必見の一本となりそうだ。撮影は4月開始予定。(鯨岡孝子)