マリリン役ミシェル・ウィリアムズ、6歳の愛娘が日本のために貯金「東日本大震災ふくしまこども寄附金」へ贈呈
映画『マリリン 7日間の恋』でマリリン・モンローを演じて第84回アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた女優のミシェル・ウィリアムズが、14日に帝国ホテルで来日記者会見を行い、6歳の愛娘から託されたという寄付金を「東日本大震災ふくしまこども寄附金」へ贈呈することを発表した。
本作はハリウッドの伝説的セクシー女優マリリン・モンローが、1956年に映画『王子と踊子』出演のためにイギリスに赴いた際の知られざるエピソードを、同作のスタッフであったコリン・クラークの回想録を基に映画化したラブロマンス。マリリンにふんしたミシェルは第69回ゴールデン・グローブ賞で最優秀主演女優賞(ミュージカル・コメディー部門)を受賞している。
ミシェルは、この日の会場となった帝国ホテルに、かつてマリリン本人が新婚旅行で滞在したことを聞くと、「魔法のような巡り合わせね」とにっこり。そして「この映画に出演したことで、マリリンがいかに真剣に物事に取り組んでいたか、いかにデリケートで思いやりがあったか、また、抱えていた悲しみの深さなどを知って驚きました」と今作へ出演したことでマリリンについて多くの発見があったことを明かした。
また、ミシェルには6歳の娘マチルダがいることが知られているが、この日ミシェルはマチルダから託された寄付金を「東日本大震災ふくしまこども寄付金」へ贈呈することを発表。「娘が日本で震災が起きたとき『日本のためにできることは何か?』と聞いてきたのでガラスの瓶に寄附金を貯めることをアドバイスした。彼女は瓶におこづかいを貯めて、今回来日するわたしにそれを託したんです」と愛娘からの好意を伝え、マスコミ陣から拍手を浴びていた。
そして最後にはゲストとしてモデルの西山茉希が登場し、ミシェルに花束を贈呈。二人で笑顔で写真撮影に応じていた。(古河優)
映画『マリリン 7日間の恋』は3月24日より全国公開