映画の金字塔『カサブランカ』が全米500館で再上映!
1942年にハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンが主演して製作された映画の金字塔的な作品『カサブランカ』が、全米500館で再上映されることがUSAトゥデイ紙によって明らかになった。
これはターナー・クラシック・ムービーズが、『カサブランカ』の公開から70周年を記念して3月21日に全米500館で再上映を企画しているイベントで、同作の再上映以外に、ターナー・クラシック・ムービーズで司会者を務めるロバート・オズボーンが、『カサブランカ』の当時の撮影状況をナレーションした映像も上映されることになっている。
さらに、デラックス版のDVDが全米で3月27日に発売されることが決定し、そのDVDセットには、同作について描かれた数作のドキュメンタリーや撮影された写真本も含まれているそうだ。
オリジナルの作品は、第二次世界大戦中、親ドイツのフランス・ヴィシー政権下にあった仏領モロッコのカサブランカで起きるラブロマンスを描いた不朽の名作で、AFIアメリカ映画100年シリーズで第2位に輝き、アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚色賞の3部門を受賞している。ぜひ映画館で観てみたいものだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)