トビー・マグワイアの製作会社が、ヤングアダルト向けのSF三部作小説の映画化権を獲得!
映画『スパイダーマン』シリーズに出演したトビー・マグワイアの製作会社マテリアル・プロダクションズが、GKフィルムズと組み、小説「アルフレッド・クロップの奇妙な冒険」の著者リック・ヤンシーの作品で、これから出版されるSF三部作「ザ・フィフス・ウェイブ/ The 5TH Wave」の映画化権を獲得したと伝えられた。
ヴァラエティ誌によれば、小説は、ティーンエイジャーの少女が、宇宙人の侵略を生きのびるも、彼らに捕えられたかもしれない兄を探し求める、というストーリー。ウェブサイトcollider.comによれば、ヤンシーの小説「アルフレッド・クロップの奇妙な冒険」の映画化権を、2005年にワーナー映画が獲得しているが、その後具体的な動きはまだないとのことだ。
マグワイアは、映画『25時』『シービスケット』などのプロデュースも手がけており、最近プロデューサーをつとめた、トム・クルーズ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズらが出演している映画『ロック・オブ・エイジズ』の撮影が終わり、今年6月の全米公開を控えている。俳優業の方では、アン・リー監督作、ヤン・マーテルのベストセラー小説「パイの物語」の映画化『ライフ・オブ・パイ(原題) / Life of Pi』、バズ・ラーマン監督、レオナルド・ディカプリオ、キャリー・マリガン共演の映画『ザ・グレイト・ギャツビー(原題) / The Great Gatsby』の公開が控えている。(鯨岡孝子)