ウディ・アレンは、次回作をデンマークのコペンハーゲンで撮影!
映画『アニー・ホール』や『マンハッタン』などの傑作から、近年では映画『マッチポイント』や『ミッドナイト・イン・パリ』などの秀作で、アカデミー賞にノミネートされてきた巨匠ウディ・アレンが、タイトル未定の次回作をデンマークのコペンハーゲンで撮影することがハリウッド・リポーターによって明らかになった。
ウディ・アレン監督映画『ミッドナイト・イン・パリ』写真ギャラリー
現在ウディ・アレンは『マッチポイント』以降のヨーロッパで撮影してきた映画をプロデュースしてきたレッティ・アロンソンが手掛ける『ネロ・フィドルド(原題) / Nero Fiddled』を製作中。同作にはエレン・ペイジ、ペネロペ・クルス、ジェシー・アイゼンバーグらが出演することになっている。
今のところ、レッティ・アロンソンが映画『ペレ』を製作したデンマークのプロデューサー、ペール・ホルストとコペンハーゲンでの撮影を交渉しているらしいが、ほぼ問題なく撮影許可が下りるとみられている。
近年、ウディ・アレンの映画作品の予算は、ヨーロッパでの撮影を開始してから増加したものの、興行の面で前作の『ミッドナイト・イン・パリ』は、ウディ・アレンの過去の作品の中で、一番の興行収入をたたき出している。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)