サム・ワーシントンの製作会社のデビュー作『ザ・ラスト・デイズ・オブ・アメリカン・クライム』の監督決定か?
サム・ワーシントンの製作会社「フル・クリップ・プロダクションズ」が映画化権を獲得した人気グラフィック・ノベル「ザ・ラスト・デイズ・オブ・アメリカン・クライム(原題) / The Last Days of American Crime」の映画化作品の監督が決まりそうだ。
作品は未来のロサンゼルスを舞台にアメリカ政府が人間の脳の中の犯罪を起こさせる神経を麻痺させる電波を流す計画があると知った強盗団が、電波が流される5日前に最後の大きな仕事を計画するというもので、サム・ワーシントンは強盗団の一人を演じるとされている。また2009年のDeadlineの報道では映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』のノオミ・ラパスもヒロインに興味を示していたとされていた。
今回、監督として白羽の矢が立ったのは、コマーシャルやミュージック・ビデオ界で活躍中のアンソニー・マンドラーで、二ーヨ、ザ・キラーズ、エミネム、エンリケ・イグレシアス、リアーナなどのミュージックビデオで頭角を現した後、人気リアリティー・シットコム「スヌープ・ドッグズ・ファーザーフッド」でテレビでは監督デビューを果たしている。
サム・ワーシントンはオーストラリア時代に短編映画「エンゾ(原題) / Enzo」で製作、監督を経験しており、オーストラリアのトロップフェスト短編映画祭で主演のドリアン・ヌコノが主演男優賞を受賞している。映画『ザ・ラスト・デイズ・オブ・アメリカン・クライム(原題)/ The Last Days of American Crime』でもプロデューサーとして名を連ねるそうだ。(後藤ゆかり)