また馬を安楽死 ダスティン・ホフマン主演のドラマで三頭目
ダスティン・ホフマンが出演している米HBOのドラマ「ラック(原題) / Luck」の撮影中に、また馬が転倒し、安楽死させたという。
ダスティン・ホフマン主演映画『新しい人生のはじめかた』写真ギャラリー
「ラック(原題)で馬を安楽死させるのは三頭目。2010年に一頭、今年に入ってから一頭の馬が転倒して怪我をし、安楽死させられたことに対し、動物愛護団体PETAはテレビや映画撮影における安全規制を強化すべきとコメントをしていた。
今回の馬は獣医の診察を受けたあと、厩舎に戻る途中で突然後ろ脚で立ち、ひっくり返った際に頭を強打してしまったとのこと。駆けつけた獣医はすぐに手当てをしたらしいが、安楽死が一番人道的だと判断したらしい。この事故に対し獣医は、「厩舎では年に何回かあることで、人が思っているよりも一般的なことです」とコメント。現場には動物の扱いが適切であるかをチェックする米愛護協会に認可された担当者もおり、安全基準はすべて守られていたと言う。
しかし、PETAは三頭もの安楽死に納得ができないよう。「馬は理由もなく倒れたりしません。われわれがまず知りたいのは馬の名前です。元競走馬という以外の情報は公開されていません。名前がわかれば、過去のレース記録を見ることもできます」とコメントし、撮影でどれだけは馬たちを走らせているのかという情報も公開してほしいと言っている。(澤田理沙)