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山本太郎、「竹島は韓国にあげたらよい!」発言の真意を告白! 批判に対し真っ向から反論!!

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領土問題に弱腰姿勢を取る日本政府に鋭い指摘をする山本太郎
領土問題に弱腰姿勢を取る日本政府に鋭い指摘をする山本太郎

 16日、オーディトリウム渋谷で行われた岩井俊二監督のドキュメンタリー映画『friends after 3.11【劇場版】』のトークショーに俳優の山本太郎が出席し、ネット上で自身の「竹島は韓国にあげたらよい」発言に対してあがった批判について、真っ向から反論した。

映画『friends after 3.11【劇場版】』場面写真

 これは、2008年にバラエティー番組「たかじんのそこまで言って委員会」で山本が「竹島は韓国にあげたらよい」と発言し、ネット上で反論が巻き起こった問題。これについて山本は「番組でカットされて、言葉尻だけを捉えられたもの」と説明。本来は何もアクションを起こさない日本政府にハッパをかけようという趣旨の発言だったことを明かし、「政府は竹島を固有の領土と言うだけで何もしない。領土問題はそんな簡単じゃないんだ」と語った。

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 続けて山本は、北極圏の近隣諸国が地下資源をめぐってし烈な主権争いを行っていることを引き合いに出し、領土問題の厳しさを改めて強調。「温厚なカナダですら軍艦を出したそうなんです。領土問題とはそれくらい勢いのあるもの。それなのに、日本は竹島問題で何をしたかというと『固有の領土』と言うだけ」と政府の弱腰な姿勢を指摘した。

 韓国では竹島を“独島”と名付け、国をあげた活動を展開しており、「韓国ではそういった学校教育などでの刷り込みがすごい。町の看板にすら独島まで何キロと書いてあるし、実際に建物も立てて実行支配している。それなのに日本は国土を守るために何もしていない」と日本の現状を憂う山本。また、自身のことを「反日極左テロリスト」などと呼ぶ人々に対して「そういう人たちは、本当は領土問題とかどうでもいいんじゃないかな」とピシャリ。「本当にこだわるなら漁船に乗って(竹島に)行けって話。踏み込んでアクションしてみろ」と厳しい表情を見せていた。

 本作は岩井俊二監督が東日本大震災後に出会ったさまざまな立場の友人たちと、震災を経た日本の現在と未来を語り合うドキュメンタリー。(取材・文:中村好伸)

映画『friends after 3.11【劇場版】』はオーディトリウム渋谷にて公開中

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