戸田恵梨香、感無量……観客からの歓声に自信を持って代表作と言えると『劇場版 SPEC～天～』をお披露目
21日、映画『劇場版 SPEC～天～』の完成披露試写会が東京国際フォーラムで行われ、ファンの大きな拍手に迎えられた戸田恵梨香が、「みなさんの反応にドキドキしていましたが、声を聞いて自信を持って自分の代表作といえるようになりました」とうれしさをかみ締めながら語った。
多くの謎を残して放送を終えたテレビドラマ版からおよそ1年半。ついに謎が解明される（!?）とファンの話題を集めていた本作。上映終了後、出演者の戸田恵梨香、加瀬亮、伊藤淳史、栗山千明、浅野ゆう子、福田沙紀、神木隆之介、椎名桔平、竜雷太、そしてメガホンを取った堤幸彦監督ら10名が勢ぞろいすると、会場からは大きな歓声が沸き起こった。
観客の反応にほっと一安心といった様子の戸田は、「テレビシリーズのときはファンの方の顔を見られなかったけれど、今日はこうして見ることができて、感激しています」と満面の笑顔。戸田と共にシリーズを引っ張ってきた加瀬も「舞台裏で（観客の）笑い声が聞けてうれしかったです。普段こんな（低い）テンションなので撮影は大変でしたが、監督が常に現場でハッパをかけてくれるので、それに反応するだけでした」とハイテンションで駆け抜けた撮影を振り返った。
壇上には、有村架純を除く主要女優陣もドレスアップして大集合。本作でSPECシリーズが初参加となった栗山は「現場は即興で追加や変更があって、演じるのに必死でしたが、それを笑って観てくれて良かった」と観客の反応に興奮冷めやらぬ様子。ドラマに続いて出演する福田も「ポリバケツに入るシーンがありまして、ポリバケツって意外と心地よくて狭いけどすごく愛着がわいてしまいました」と新たなフェチへの目覚めを告白（!?）するなどし、会場を沸かせていた。
本作はテレビドラマ「SPEC（スペック） ～警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」の劇場版。SPEC（特殊能力）を駆使して未解決事件にあたる捜査官コンビが、ミイラ化殺人事件を発端とした国家的陰謀に挑む姿を描く。（取材・文：中村好伸）
スペシャルドラマ「SPEC～翔～」はTBS系列にて4月1日（日）21:30から放送予定
『劇場版 SPEC～天～』は4月7日より全国東宝系にて公開