『トロン:レガシー』のオリヴィア・ワイルド、古巣の人気ドラマ「Dr.HOUSE」の最終回に復帰
最近は『トロン:レガシー』『カウボーイ&エイリアン』『TIME/タイム』と着々と映画のキャリアを伸ばしているオリヴィア・ワイルドが脚光を浴びるきっかけとなったテレビドラマ「Dr.House」の最終回にレミー・ハドリー“サーティーン”として復帰することが決定した。
オリヴィア・ワイルド出演映画『TIME/タイム』写真ギャラリー
ワイルドは、アメリカではシーズン8まで進んでいる「Dr.House」のシーズン7を映画のために休んでいたが、それまで80話も出演してきたこのシリーズへの愛情とお礼の意味をこめて最終回に出演するということだ。
同ドラマは、毒舌・偏屈・人嫌いな天才医師グレゴリー・ハウスの活躍を描き、主演のヒュー・ローリーをはじめ、毎年賞レースの常連となっている人気シリーズで、人気の凋落がシリーズ打ち切りの原因が多いアメリカのドラマ界の中、人気絶頂の今シーズン(アメリカでは5月に終了)で有終の美を飾るという異例の終了を迎えることになった。
ワイルドの演じるレミー・ハドリー“サーティーン”は遺伝性の難病(ハンチントン病)にかかっており、当初は検査自体を拒否し逃避していたが、病気と向き合う決心をする。その他ハウス医師に出会ったおかげで彼女の性格が穏やかに変わっていったのも見逃せない。番組終了が決定したとき、ワイルドはツイッターで「ひとつの時代の幕切れだわ。こんな番組は二度と生まれない。すばらしい物語に参加できたことを光栄に思う」とつぶやいていた。(後藤ゆかり)