『アップルシード』荒牧伸志が監督!CGアニメーション映画『スターシップ・トゥルーパーズ』日本公開決定!
『エクスマキナ』『APPLESEED アップルシード』の荒牧伸志が監督に抜てきされたアニメーション映画『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』の日本公開日が7月21日に決定し、特報映像が公開された。SFアクションとして人気を博した実写版シリーズ第1作の世界観を踏襲し、主人公のジョニー・リコや優秀な女性パイロット、カルメン、サイキックの独善主義者カールといったおなじみのキャラクターが再結集した作品となっている。
映画『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』特報映像
ロバート・A・ハインラインのSF小説「宇宙の戦士」を映像化した1997年製作の実写映画『スターシップ・トゥルーパーズ』から15年、今度は日本から世界へ、CGアニメーション作品として新作が発信される。監督を務めるのはSFアニメ『APPLESEED アップルシード』で圧倒的な才能を見せつけた荒牧伸志。シリーズとしての世界観はそのままに、アニメーションならではの表現を極限まで突き詰めた映像は、まさに荒牧の本領発揮といえるものだろう。
ついに公開された特報映像でも、ディテールに至るまで作り込まれたパワードスーツがトゥルーパーのわずかな筋肉の動きに連動して波打つ描写や、その腕に抱えられた銃器のリアリティーなど、やはりビジュアル面へのこだわりが目立つ。一瞬ではあるもののちらりと映るクリーチャーの迫力は、実写映画のそれをはるかにしのぐもの。同映像は3月16日から同18日までロサンゼルスで行われた「WonderCon2012」でお披露目され、多くのファンの心をつかんだというのも納得の出来映えだ。
オフィシャルサイトのトップページだけが立ち上がり、夏に全米公開というほかは謎に包まれていた本作。タイトルにもなっている「インベイジョン(=侵略)」へのタイムリミットが刻まれる中で展開されるスリリングかつダイナミックなドラマはまだその一端が明らかになったばかりだ。(編集部・福田麗)
映画『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』は7月21日より新宿ピカデリーほか全国公開