いよいよ明日から「夜コーマン」!日本初公開作アリのB級映画の帝王ロジャー・コーマン作品を1週間上映!
「B級映画の帝王」ロジャー・コーマンがプロデュースした、バイオレンス・ロック・エロ・宇宙とB級要素がタップリの4作品をレイト上映する企画「夜コーマン」が、24日の土曜日より新宿武蔵野館で開催される。
セックス、アクション、バイオレンス、モンスターなど、B級テイストを詰め込んだ低予算映画を製作し続け、多くの門下生がハリウッドで活躍する、監督で製作者のロジャー・コーマン。アメリカ映画史を振り返る上で重要な存在である彼の実像に迫ったドキュメンタリー映画『コーマン帝国』公開を記念し、新宿武蔵野館では、コーマン作品をレイト上映する。
上映されるのは、無名時代のシルヴェスター・スタローンも出演する過激なレース映画『デス・レース2000年』、ラモーンズも登場する学園ロックコメディー『ロックンロール・ハイスクール』、パム・グリア主演の女囚映画シリーズ最終作『残虐全裸女収容所』、『スター・ウォーズ』ブームにのってコーマンスケールで描かれる珍作SF『スペース・レイダース』の4本。
『デス・レース2000年』以外は日本初公開という貴重な機会となるこのレイトショー。鑑賞料金は1,000円均一なうえに、『コーマン帝国』前売券、または半券を提示すると500円の割引きとなる、太っ腹企画となっている。コーマン映画にどっぷりとつかってきたファンにとって、彼の偉業を作品と実像共に振り返る、コーマン映画にあるまじき? ぜいたくな体験となりそうだ。(編集部・西村重人)
「夜コーマン」は3月24日から4月20日まで、4作品を1週間毎にレイト上映
映画『コーマン帝国』は4月7日より新宿武蔵野館にて全国順次公開予定