AKB48高橋みなみ、米ワシントンで記者会見!「わたしたちにはメンバーとの出会い、そして別れが付きもの」
アメリカ・ワシントンでコンサートを行うAKB48が26日(日本時間27日)に日本大使公邸で記者会見を開き、コンサートに参加する高橋みなみ、峯岸みなみ、梅田彩佳の3人が代表して会見に応じた。
東京からワシントンに桜が寄贈されて100周年の今年、名実共に日本のトップアイドルとなったAKB48が震災支援感謝の気持ちを米国に伝える。27日(日本時間28日)に2公演行なわれるコンサートのチケットは地元市民を中心に無料配布され、キャンセル待ちが出るほどに期待が高まっている。コンサートの前日会見には日本からだけでなく、地元ワシントンのメディアも多数集まり、関心の高さを感じさせた。
記者会見では、高橋が「全力で歌って踊って、日本の元気をアピールしたい。昨年の震災では、アメリカの皆さんにたくさんのご支援をいただいた。その感謝の気持ちも伝えたい。少しでも多くの方が笑顔で『AKB48って楽しいな』と思っていただきたい」とコンサートに向けての抱負を語った。
また、ほかのメンバーも「前回のロサンゼルス公演では客席もまばらな部分があり、まだまだだなと思わされたので、今回は少しでも成長した姿をアメリカの皆さんに見ていただきたい」(峯岸)、「明日のコンサートではアメリカのファンの皆さんに日本の文化の魅力を少しでも多く届けたい」(梅田)とそれぞれやる気十分の様子だった。
ワシントン訪問中に桜を見たいという希望を明かした高橋は、先日メンバーの前田敦子が卒業を発表したことに関連して、「わたしたちにはメンバーとの出会い、そして別れが付きもの。たくさんの仲間が増える一方で、卒業して新たな一歩を踏み出すメンバーもいます。少し寂しい気持ちもしますが、みんなで旅立つメンバーの背中を押して、旅立つメンバー以上に残ったメンバーが頑張らないといけない。日本とは違った場所で公演をさせていただくことで、自分たちの成長にもつながると改めて感じる」と気持ちを引き締めた。(米ワシントンD.C. 三尾圭)