池内博之、日中合作映画で10年ぶりラブストーリー挑戦! 『レッドクリフ』リン・チーリンと共演!
俳優の池内博之が、日中合作映画『スイートハート・チョコレート』に出演することが決定し、テレビドラマ「月の恋人~Moon Lovers~」『レッドクリフ』シリーズで日本でも知られるリン・チーリンと共演を果たすことがわかった。
本作は、北海道へ留学した中国上海出身の女性と、夕張のスキー場で救助員として働く二人の男性との出会いから始まる愛情と、過酷な運命を描く物語。リンは留学生の林月(リンユエ)、池内は救助員の一人である木場を演じ、北海道夕張を中心に、札幌、富良野、そして上海をはじめとする中国国内でロケを行う、国境を越えたラブストーリーを彩る。
メガホンを取るのは、『昭和歌謡大全集』池内と組んだ篠原哲雄監督。池内は監督自らの発案と、中国側スタッフの強い支持により出演が決定。池内にとっておよそ10年ぶりのラブストーリーになるといい、本人も「お話を頂いたときは、少し不安がありましたが、気持ちを大切に取り組んでいこうと思っています。またこの作品を通して、日本国内そしてアジアの方々に夕張の良さを少しでも知っていただけたら幸いです」と気合いのコメント。共演するリンに関しても「気さくな方で日本語がとてもうまく、勉強家なんだなという印象を受けました」と相性はバッチリの様子だ。
篠原監督は、中国側のプロデューサーや脚本家と共に脚本を完成。1年の準備期間をへて、撮影は今月15日から夕張市内でクランクインを迎えており、日中スタッフが言葉の壁を越えて合作に取り組む。中日の主要スタッフは、中国を中心にアジアで夕張市の名を広める企画を進める。1,000スクリーン以上での中国全国公開も目指しており、中国トップクラスの配給会社が連携して配給を行うという。
今後は中国での撮影も予定。それに合わせるように、池内は今月上旬から中国のミニブログ「新浪微博」にてアカウントを開設。開始わずか3週間で、28,000人以上のフォロワーを獲得しており、中国ロケでも撮影の様子を掲載する予定だという。(編集部・入倉功一)
映画『スイートハート・チョコレート』は2013年春 日本全国公開予定