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単館系映画館応援プロジェクトが発足!WOWOWシネマのミニコーナー「W座を探して」から全国へ

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イラストレーター安西水丸氏と放送作家・脚本家の小山薫堂氏
イラストレーター安西水丸氏と放送作家・脚本家の小山薫堂氏

 29日、都内で行われた会見に、放送作家で脚本家の小山薫堂氏とイラストレーターの安西水丸氏が出席し、WOWOWシネマの映画番組「W座からの招待状」が、単館系映画館を応援するプロジェクトを発足することを発表した。

 現在放送中の「W座からの招待状」は、WOWOWが厳選した“本物の映画”を放送するリコメンド映画枠。そんな番組が4月より“全国の単館系映画館を応援するプロジェクト”として「W座を探して」をスタートさせる。映画不況が叫ばれる中、各地で映画の灯を灯し続ける単館系劇場を番組内で紹介、応援しようという企画で、将来的にはWOWOWが中心となって全国に劇場ネットワークを築き、連動したイベントも行う予定だ。

 4月1日に放送する第1回で二人は小山氏が幼少期に思い出のある熊本県天草市の本渡第一映劇を訪問。夫婦で経営している100席たらずの映画館で、小山氏は「一人でホラー映画を観に来たお客さんが怖いから店主に一緒に観てくれと頼んで一緒に観たり、上映前に時間潰しに店主と外の居酒屋に行ったらそのまま映画を観ずに帰っちゃったりするお客さんがいたり」とシネコンでは考えられないようなほっこりしたエピソードを紹介した。

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 小山氏が「『ニュー・シネマ・パラダイス』の映画の舞台になるようなところで、あそこを舞台に何か作品を作りたいなという気になりました」と語ると、安西氏も「ああいう映画館がひっそりとたたずんでいる風景がその町に似合っていいて、非常にいいところでした」と単館系映画館そのものが持つ魅力に感動したことを振り返った。

 この日、小山氏と安西氏の映画談義は自宅鑑賞の仕方にもおよび、小山氏が「ワインや日本酒とか好きなお酒を横に置きながらリラックスした感じで観るのが好きです」と語ると、安西氏も「僕も日本酒が好きで、葉巻をふかしながら観るときは最高に幸せな気分」と映画愛のつきない会話を交わしていた。(取材・文:中村好伸)

WOWOWシネマ「W座からの招待状」は毎週日曜日21時より放送中
ミニコーナー「W座を探して」は4月より放送開始

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