浅野忠信、米海軍空母ジョージ・ワシントン艦上で歌姫リアーナらとの記者会見に感激!日本とアメリカの戦艦の違いは清潔さ!?
2日、映画『バトルシップ』の来日記者会見が、米軍横須賀基地に停泊中の空母ジョージ・ワシントン艦上で行われ、日本の自衛艦艦長役で出演する浅野忠信が、主演のテイラー・キッチュ、リアーナ、アレキサンダー・スカルスガルド、ブルックリン・デッカー、ピーター・バーグ監督らと共に、日本初となる会見参加への喜びを語った。
本作は、ハワイ沖で軍事演習中に謎のエイリアンとその母船に遭遇した、アメリカ海軍と日本の自衛艦の戦いを描くSFアクション大作。戦艦乗組員たちの活躍が描かれるとあって、この日はペンタゴンの協力の下、アメリカ海軍航空母艦「ジョージ・ワシントン」上における記者会見が開かれた。
快晴の空の下、本物のネイビーたちを引き連れ、甲板に登場した浅野と来日キャスト一同。浅野は、日本初というジョージ・ワシントン艦上での会見に、「2年前くらいに、横須賀で海上自衛隊の船に乗せていただく機会があって。そして2年たって、アメリカの船の上で、こうした華やかな場所に立てたことを誇りに思っております」と感激を隠せない様子。
また浅野は、ステージでの華やかな姿から一変、男勝りな女性兵士役で本作で長編映画デビューを果たした歌姫リアーナについて、「歌手ということもあり現場ですでに存在感があって。僕が見たときは本当に海軍の方のように見えたので、すごいなと思いましたね」と絶賛。この日、シックな黒のドレスに身を包み、颯爽(さっそう)と登場したリアーナは、撮影中の苦労を明かしつつ、「最高のキャストに恵まれたわ。これをきっかけにいろいろな映画に参加したい」と女優業継続への意欲を見せていた。
会見では、本作に参加したことで、日本とアメリカ双方の戦艦を見学することになった浅野が「日本の船はやはりマジメで内部がすごくきれいだったんです。アメリカの船もキレイなんですが、ところどころラフな部分があって、コーラの缶がはさんであったり。悪いと言うわけじゃなく、やっぱり違うんだなと思いました」と違いを語り、横に控えた、身内ともいえるクルーたちが苦笑する場面も。そこで、海軍兵士たちのために本作を作ったというバーグ監督から、「アメリカの戦艦もとてもキレイだよ。でも日本の船はそれ以上にキレイなんだ。清潔か、さらに清潔かの違いだよ」とフォローが入ると、キャスト一同含め周囲が笑いに包まれた。(編集部・入倉功一)
映画『バトルシップ』は4月13日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開