中村玉緒、サッチャー元首相にふんして会場大ウケ!勝新太郎にまた会えたら「抱きつきたい」と変わらぬ愛も告白
29日、女優でタレントの中村玉緒が、第84回アカデミー賞で主演女優賞とメイクアップ賞を受賞した映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』のトークイベントに主人公のマーガレット・サッチャーにふんして登場し、会場を笑いの渦に包んだ。
中村玉緒のマーガレット・サッチャー姿満載!映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』大ヒット御礼トークイベント写真ギャラリー
本作は、イギリス初の女性首相として強力なリーダーシップを発揮し、“鉄の女”と称されたマーガレット・サッチャーの半生を描いた人間ドラマ。中村は、主人公のマーガレット・サッチャーや主演のメリル・ストリープと同じく、母、妻、そして仕事を持つ女性であり、鉄板の笑いセンスがある日本のアイアン・レディー(?)ということでこの日のゲストとなった。
この日、サッチャーになりきって登場した中村は「グフフフ。この姿を主人(故・勝新太郎さん)に見せたかったわ」とご満悦な表情。映画について、「明るい家庭を築き、議員にもなることができた女の強さ、優しさを観て欲しい。最後のラストシーンがいいんです。泣けました」とこれから映画を観る観客に語りかけた。トーク中は、熱く語りすぎて何度も映画の内容を明かしてしまい、その都度司会者に止められて会場を笑いに包んでいた。
そのほか中村は、映画でサッチャーの家族愛を見て、自身の家族についても思うところがあったそうで、「わたしも、勝新太郎を俳優として尊敬していた。『玉緒は女優を続けたほうがいい。うまくいくから』と言ってくれましたね。別れようと思うことはなく、何をされても憎めない人でしたね。もしまた会えたら? 会話よりも抱きつきたい!」と夫についてのろけまくり、今でも勝新太郎さん一筋な様子だった。
また、パチンコ好きとしても知られる中村は、「もし(サッチャーのように)首相になれたら何をしたい?」と聞かれると「いや~、パチンコばかりしちゃってダメでしょうね」と素直に返答して周囲を笑わせていた。(古河優)
映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』は全国公開中