映画『ドライヴ』冒頭10分のカーチェイスを日本公開前にネットで公開!ライアン・ゴズリング演じる主人公のプロぶりがクール!
ライアン・ゴズリングが寡黙でストイックなドライバーを演じる映画『ドライヴ』の日本公開が迫る中、スリリングで斬新なカーチェイスをとらえた、映画冒頭10分間のクリップ映像が公開された。
映画『ドライヴ』冒頭10分映像!※このリンクは、5月31日時点で削除されました
低予算のサスペンスアクションでありながら、カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したほか、数々の映画祭で高い評価を獲得した本作。映像は、そのアーティスティックな世界観と、無駄のないスタイリッシュな演出、そして何より、ライアン演じる主人公の魅力を垣間見ることができるものとなっている。
公開された冒頭シーンでは、昼はスタントマンと夜は強盗の逃がし屋という、二つの顔を使い分ける主人公「ドライバー」の夜の顔を追うもの。「5分間車の中で待つ。その5分間に何が起きようと必ず待ってる。だが5分を過ぎたら面倒は見ない」と依頼者にルールを伝え、現場ではハンドルに腕時計を装着、時を数えながら警察無線に耳を傾け、静かに依頼人を待つ。手馴れた一連の動作が、ストイックなまでにプロに徹する主人公の姿勢をうかがわせる。
依頼人が車に乗り込んだ後も、タイヤを鳴らすようなことはせず、静かに発進するドライバー。ヘリコプターに発見された後のカーチェイスでも、冷静に状況を見極めたムダのないドライヴで対処し、見事に追跡から逃れる。『ワイルド・スピード』シリーズのような派手さはないが、先を読みながら事態に対処する、あざやかな手並に目を奪われる映像から、主人公の魅力が十二分に伝わってくる。
仕事に取り掛かる間、余計な言葉は一切口にしないストイックさも魅力のライアン演じる主人公。冒頭だけでもこれから展開するドライバーの活躍と、クールな映像世界に期待が高まり、全編を目にするときが楽しみになること必至だ。(編集部・入倉功一)
映画『ドライヴ』は3月31日より新宿バルト9ほか全国公開予定