再結成したプリンセス・プリンセスが「情熱大陸」に登場！復活ライブの舞台裏、メンバーのプライベートに密着

　「世界でいちばん熱い夏」「DIAMONDS＜ダイアモンド＞」などのヒット曲を生み出し1996年に解散した伝説のガールズバンド、プリンセス・プリンセスが、毎日放送（MBS）の人気ドキュメンタリー番組「情熱大陸」に登場することがわかった。

　今年1月6日、プリンセス・プリンセスは東日本大震災の復興支援として、「活動は１年」という条件付きで再結成を発表。今年3月20日の復活ライブでは、2万人の観衆を前に、以前と変わらぬ堂々たるステージを披露した。同番組は、「やるからには同窓会的なものではなく、16年前以上の演奏を目指そう」と多忙なスケジュールを縫って密かに続けてきた練習の様子や、再結成後初のステージとなった復活ライブの舞台裏を独占取材。

　俳優・岸谷五朗と結婚し、母となったボーカルの岸谷香（旧名：奥居香）をはじめ、解散後もインディーズで音楽活動を続けているギターの中山加奈子、映画監督で俳優の利重剛と結婚したキーボードの今野登茂子、音楽学校の副校長として働くリーダーでベースの渡辺敦子、二児の母となったドラムの富田京子……、かつてガールズバンドの草分け的存在として一世を風靡（ふうび）した5人は、今や40代後半のアラフィフ世代。カメラは、そんなメンバーたちのプライベートにも密着する。

　プロデューサーの大島新は、「リハの途中にかかってきた子どもからの電話に、『お母さん今忙しいから電話かけてこないで』と言い切った」と撮影中のエピソードを披露。「彼女たちの飾らない素顔は、年齢を重ねた女性の魅力に富んでいます。そこに平均年齢46歳の『ダイアモンド』が見えました」と語る。プリプリとして日本の音楽シーンの頂点を極めた彼女たちは、当時のような体力が無いことは自分たちが一番わかっていると口を揃える。しかし、3.11以後の日本を生きる、5人の女性たちの生き様は、多くの女性に勇気と共感をもたらすことだろう。（編集部：森田真帆）

プリンセス・プリンセスを追ったドキュメンタリー番組「情熱大陸」はMBS・TBS系列で4月8日 23:00より放送