『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカ、1856年の名作小説「ボヴァリー夫人」映画化で主演を獲得
映画『アリス・イン・ワンダーランド』で可憐で勇敢なアリスを演じたミア・ワシコウスカが、1856年のフローベールの名作小説「ボヴァリー夫人」の映画化作品で主役のボヴァリー夫人役を獲得したことがVarietyのニュースで明らかになった。
ストーリーは、農場での生活を嫌い、小さな町の医者と結婚した若く美しい娘エマ・ボヴァリーが、凡庸な夫と平凡な田舎の生活を疎み、不倫を繰り返すことで上流階級を目指した挙句、借金と不倫が明るみになったことから、自殺をするまでを描いたものだ。
その他のキャスティングでは、映画『シンデレラマン』でアカデミー賞助演男優賞ノミネートのポール・ジアマッティがエマの不倫を夫シャルルに告げると脅迫する狡猾な薬剤師オメーを演じる。エマの夫シャルル、不倫相手ルドルフとレオンという主要3人のキャスティングは発表されていない。
監督は映画『コールド・ソウルズ(原題)/ Cold Souls 』で2009年の各賞レースを沸かせたソフィー・バーセス。本作が監督2作目にあたる。(後藤ゆかり)