「エヴァ」と日本刀がまさかのコラボ!「ロンギヌスの槍」がついに立体化!
人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズと日本刀がコラボレーションを果たした特別展「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」が7月14日から9月17日まで岡山県の備前長船刀剣博物館にて開催される。作中に出てくる「ロンギヌスの槍」といったアイテムはもちろん、作中の出来事をイメージした刀剣など、まさに匠の技が「エヴァ」と融合した展示品の数々はファンの目を引くこと間違いなしだ。
今回の特別展は、様式を重んじる刀剣界が「エヴァ」の世界からインスピレーションを受け、伝統の技を駆使し、現代デザインの日本刀を製作するという初めての試み。テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」が2007年より『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』として解体・再構築されているように、日本刀制作における伝統や掟の解体と再構築を目指したものとなっている。
3月31日には同博物館にて記者発表が行われ、展示内容や制作中の作品が初公開された。目玉ともいえる「ロンギヌスの槍」はまだ設計図の段階だが、「エヴァンゲリオン2号機F型 曲刀モデル 筑紫薙刀風」など、注目のアイテムが続々。同記者発表には、当日岡山国際サーキットで開催されたSUPER GTに参戦していた「エヴァンゲリオンレーシング」のレースクイーンも参加し、会場を盛り上げた。
7月からの会期中には、より多くのアイテムがお披露目される予定の同展。「エヴァ」関連の展示物だけでなく、本物の備前長船の名刀やいにしえの名工たちの作品も同時に展示することにより、過去・現在・未来へとつながる日本刀の新世界を提示するという。(編集部・福田麗)
特別展「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」は7月14日から9月17日まで岡山県・備前長船刀剣博物館にて開催