ジャスティン・ビーバー、いじめのドキュメンタリー映画の宣伝に曲を寄付
R指定からPG-13指定に緩和された高校生のいじめを題材にしたドキュメンタリー映画『ブリー(原題) / Bully』の宣伝のため、ジャスティン・ビーバーが曲を寄付したという。
同映画はアメリカの高校生たちのいじめの現状を映し出したドキュメンタリーで、全米で問題となっている痛々しいいじめの日常が描かれている。R指定を受けたあと、より多くの人が観られるようアメリカ映画協会(MPAA)にはレーティングを下げるべきとの声が高まり、WENNによるとジャスティンもレーティング緩和を訴えたセレブの一人だったという。
リー・ハーシュ監督は暴言が使われている3か所をカットすることでPG-13のレーティングを受け、ジャスティンはこの映画をより広めようと、新曲「ボーン・トゥ・ビー・サムバディ(原題) / Born to be Somebody」を宣伝に使ってほしいとオファーしたとのこと。
「僕のファンはいつも大儀を支援してくれる人たちで、それはエンターテイナーとして一番誇りに感じることでもある。みんな友達と一緒に『ブリー(原題)』を観て、いじめを無くすための話し合いを始めてほしい」とジャスティンはコメントしている。
いじめ撲滅運動にはさまざまなセレブが立ち上がっており、アン・ハサウェイ、クリス・コルファー、ニール・パトリック・ハリスなどが、いじめ反対のメッセージビデオに出演しているほか、自身もいじめにあったことを告白しているセレブも少なくない。(澤田理沙)