『ハート・ロッカー』のクリスチャン・カマルゴの監督デビュー作にケイティ・ホームズ、ウィリアム・ハートらの名前が続々登場
映画『ハート・ロッカー』のクリスチャン・カマルゴの監督デビュー作となる、ロシアの劇作家アントン・チェーホフの戯曲「かもめ」の映画化企画にケイティ・ホームズ、ウィリアム・ハート、アリソン・ジャネイらの名前が続々登場しているとcollider.comが伝えている。
ケイティ・ホームズ出演映画『ダーク・フェアリー』写真ギャラリー
原作は19世紀末、帝政末期のロシアで空虚な日々を送る知識階級の生活を描いたものだが、本作は人里はなれたアメリカ・ニュー・イングランドの町を舞台に、戦没将兵記念日の週末、家族が一堂に会し、限りない欲望がいかに愛情が脆(もろ)いものなのかを皆にわからせるというストーリーに変わっているようだ。
出演交渉が成功すれば、テレビドラマ「ホワイトハウス」のベテラン女優アリソン・ジャネイは、「かもめ」の中でいう大女優のイリーナを、ウィリアム・ハートは彼女の兄のピョートル、ケイティ・ホームズは裕福な地主の娘ニーナを演じることになるとのこと。
脚本は、カマルゴ自身が書き下ろし、撮影開始は、今年の夏を予定しているとのことだ。(後藤ゆかり)