全米大ヒットの『ハンガー・ゲーム』続編で監督交代!スタジオが正式発表!
全米で大ヒットを記録している映画『ハンガー・ゲーム』のゲイリー・ロス監督が続編を降板すると正式に発表した。先日には、主演俳優のジョシュ・ハッチャーソンが「ロス監督がいない続編なんて想像できない」とコメントしたばかりだった。
当初は続編『キャッチング・ファイア(原題) / Catching Fire』も第1作同様、ロス監督がメガホンを取るものと思われていた。だが、一部では条件面で折り合わず、交渉が難航していると報道がなされ、映画『ハンガー・ゲーム』が歴史的大ヒットを記録していることもあり、ここ数日間はその話題で持ちきりだった。
そして現地時間10日に、ロス監督がライオンズゲートを通して、降板を正式に発表。「スケジュール的な問題のため、脚本家としても監督としても続編にはかかわりません」とコメントしたロス監督はまた、ギャラなどの条件面が降板理由だという報道を一蹴(いっしゅう)。ライオンズゲートとの間にわだかまりはないことを強調した。
同時に、ライオンズゲートも「わたしたちは皆、ロス監督との仕事を待ち望んでいただけに残念です」と声明を発表し、第1作における彼の功績をたたえている。代わりの監督についてはまだ明かされていないものの、すでに今年の夏から秋にかけて撮影することが決定しているため、近日中にも発表されるものとみられる。
シリーズにおける監督交代がここまでの大ニュースになることからも、いかに『ハンガー・ゲーム』が海の向こうで社会現象となっているかがうかがわれる。日本では今秋公開となっているが、その評判を耳にするたび、早く観たいとウズウズしている映画ファンも少なくないはずだ。(編集部・福田麗)
映画『ハンガー・ゲーム』は今秋、TOHOシネマズ日劇ほか全国公開