真木よう子、渡部篤郎にはだまされたくない!?女性陣二人からの指名に渡部たじたじ
19日、有楽町の朝日ホールにて行われた映画『外事警察 その男に騙されるな』完成披露試写会で、作品のタイトルにちなんで「騙されたくない男性」を聞かれた真木よう子と尾野真千子が主演の渡部篤郎を指名。会場は大笑いとなったが、渡部は苦笑いで共演者二人からの指名にたじたじとなった。
映画『外事警察 その男に騙されるな』完成披露試写会写真ギャラリー
渡部、真木、尾野のほか、田中泯、石橋凌、堀切園健太郎監督が出席したこの日のイベント。真木は、外事警察のスパイとなって協力させられる主婦を演じ、「今回は韓国ロケがあったので、韓国の方と一緒に仕事をしたんですが、アクションに対してもすごくこだわりのある熱い方たちで、朝方まではねばって撮ったシーンなんかもあり、いいシーンが撮れて満足しています」と撮影を振り返った。
今まで誰も手をつけることのできなかった“日本のCIA”警視庁公安部外事課の活躍を描いたNHKの人気テレビドラマを映画化した本作。映画でも、渡部演じる住本健司と尾野演じる松沢陽菜のコンビは健在。尾野は「ドラマからすごく暗い物語で、映画でも通用するのかドキドキしていますけど、皆さんの反応が楽しみです」と映画版の完成に喜びの表情を見せた。
テレビドラマ版では国内の事件を扱っていたが、映画版では、海外ロケを行うなど、パワーアップ。渡部は「映画ならではということで、テーマが大きくなりましたね。舞台となる国が多くなったので、苦労は絶えなかったですが、もともとぼくはそういう仕事が大好きなので、外事警察ならではの苦労はあるけれども、それを楽しもうとやりました」。
そんな渡部は本作で演じた住本について、「自分の役は画面的には悪い役で、それを撮影期間中ずっと背負うのは精神的には疲れる」とコメント。そんな住本を演じ切ったことが、真木と尾野から「騙されたくない男性」に指名されてしまった要因だろうか? (取材・文:壬生智裕)
映画『外事警察 その男に騙されるな』は6月2日より全国公開