『スーパーサイズ・ミー』モーガン・スパーロック監督の新作はコミコンを扱ったドキュメンタリー

　ファストフードを一か月食べ続けたらどうなるか、自らを実験台にドキュメントした映画『スーパーサイズ・ミー』や、人々にオサマ・ビン・ラディンはどこにいるのか？　と質問してイスラム諸国をめぐる映画『ビン・ラディンを探せ! ～スパーロックがテロ最前線に突撃!～』など体当たりドキュメンタリー監督のモーガン・スパーロックの新作が、4月6日よりアメリカで限定公開される。また、地域限定のiTuneやamazonなどでオンデマンド発売もされている。

モーガン・スパーロック監督・出演映画『スーパーサイズ・ミー』場面写真

　今回の題材は、毎年夏にサンディエゴで行われるアメリカ最大のポップカルチャーの祭典、コミコンで、タイトルは、『コミコン・エピソードIV:ア・ファンズ・ホープ（原題） / Comic-Con Episode IV: A Fan’s Hope』。

　本作は、一年前のコミコンで出会った恋人にプロポーズする予定の青年や、売り込みのチャンスを狙うコミックアーティストやコスチュームアーティストなど、5人の人物にスポットライトを当ててコミコンの本質に迫っている。

　　気合いの入ったコスプレに身を包むファンたちや、開場とともにお目当てのブースにダッシュで向かう参加者などの熱気を伝えるとともに、世界中からファンや野心家たちをひきつけてやまないコミコンの世界に奥深く入り込んだ作品。ケヴィン・スミスやセス・グリーンなどもコメントを寄せている。日本での公開は未定。（鯨岡孝子）

オフィシャル予告編URL：http://www.youtube.com/watch?v=ZN41gXXUlLI