『スターシップ・トゥルーパーズ』最新作で大和田獏が昆虫(バグ)役に!「クシュー! キュエー!」と大熱演
18日、都内スタジオでアニメ映画『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』のアフレコ収録が行われ、俳優の大和田獏(ばく)が昆虫(バグ)役に挑戦し、「クシュー! キュエー!」と熱演を披露した。
大和田獏が熱演!『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』アフレコ収録フォトギャラリー
ロバート・A・ハインラインの傑作小説を映像化した『スターシップ・トゥルーパーズ』シリーズ最新作にして、初のアニメ作品になった本作。人類が死闘を繰り広げる昆虫型生命体バグは、シリーズに欠かせない敵キャラクターとして人気が高いが、そのバグ役に抜てきされたのは、なんと大和田! 「バク」と「バグ」という夢の共演に大和田もノリノリだ。今回の大和田のセリフは、身振り手振りを交えながら全編「クシュー! キュエー!」のみ。荒牧伸志監督からは、ところどころ「もうちょっと人を食べちゃうぞといった感じで」といった指導が入り、それを受けて大和田のバグ演技にも熱が入る。
アフレコ後の取材に応じた大和田は「虫の役なんて初めての経験なんですけど、楽しくやらせてもらいましたよ」と余裕の笑顔。前作のDVDを観てバグの研究をするなど、役づくりもバッチリだったそうだが、その練習風景を妻で女優の岡江久美子に見つかってしまったという。「家でバグの練習をしていたら、女房が変な顔をしたんですよ。それで、今度こういう役をやるんだよと話したら、うちで練習しないでと言われました」と苦笑い。
本作は『APPLESEED アップルシード』などで知られる荒牧監督の最新作ということで、世界が注目。早くもアメリカのコミックの祭典“コミコン”での上映が決定しており、大和田は奇しくもバグ役で全米デビューを果たすことになる。「俳優にとっては海外デビューというのは夢だけど、『バクだから選ばれた』とみんなに突っ込まれそう。これからは大和田バグと改名しようかな」と切り出すと、すかさず「後でクレジットを相談させてください」と返す荒牧監督の表情は真剣そのもの。これは俳優・大和田バグの誕生も近い!? (取材・文:壬生智裕)
映画『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』は7月21日より新宿ピカデリーほかにて全国公開