テキサスに小さなバットマン現れる!? 白血病と戦う7歳の少年に一日バットマンのプレゼント
この夏映画『ダークナイト ライジング』の公開が控えているアメリカのヒーロー、バットマン。そのバットマンにあこがれているがん闘病中の少年に、テキサス州北部に位置するアーリントンの地元警察署や消防局が、難病の子どもたちの夢を支援するNPO団体「A Wish with Wings」に協力し、一日バットマンのプレゼントを贈ったことがDaily Picks and Flicksによって明らかになった。
今回一日バットマンにふんした少年は、白血病を患う7歳の少年キー君。バットマンと一緒に街の平和を守るために戦うという彼の夢の通り、彼はおなじみの黒い衣装に身を包み、大きなバットマンと共に、映画『ダークナイト』に出てくるバットマンの宿敵ジョーカーによる銀行強盗や、「バットマン」シリーズの敵リドラーによるホール爆発を阻止することに成功した。
一日バットマンの活動の一部始終は地元警察がYouTubeにアップしており、動画の最後にはバットマンとしての活動を終えたキー君が、ゴッサムシティならぬアーリントンシティを守った証として警察職員から盾を誇らしげに受け取る姿を見ることができる。
周りの協力のおかげもあり小さなバットマンは平和を脅かす敵を倒すことに成功したが、映画『ダークナイト ライジング』でクリスチャン・ベイル演じるバットマンは街を守りきり、ハッピーエンドを迎えることができるのか。子どもたちのヒーロー、バットマンの勇姿をスクリーンで見せつけてもらいたいものだ。(井本早紀)