ミス・ユニバース・ジャパン原綾子、故郷を舞台にした映画に熱いエール!
25日、宮城県仙台市を舞台にした映画『ポテチ』の特別試写会が、スペースFS汐留にて行われ、本作に海外からのオファーが届いており、すでに台湾での公開が決定していることが発表された。
仙台在住の伊坂幸太郎の短編集「フィッシュストーリー」に収録されている1編を、伊坂作品3度目のメガホンとなる中村義洋監督が映画化した本作。イベントには、仙台出身で2012 ミス・ユニバース・ジャパンに選ばれた原綾子が、スペシャルサポーターとして会場に駆け付けた。ベージュを基調とした春らしい装いで表れた原に、主演を務めた濱田岳は「なかなかお会いできない方なので、目に焼き付けて帰りますよ」と大興奮。
一方の原は、「わたしと同じ仙台出身の映画なので、身近に感じました」と映画についてコメント。「人を気遣う気持ちや人を助けたいと思う気持ちが伝わってきた」と熱く語った。
この日の会場には、仙台から来ていたボランティアサポーターの人々の姿もあり、濱田は「皆さんが一生懸命やってくださって、見ていて身が引き締まる思いでした」と感謝。共に登壇した木村文乃も「仙台の方たちのサポート無しでは出来なかった」と同調し頭を下げた。
『ポテチ』は、同じ年、同じ日に生まれた二人の青年がたどる奇妙な運命を描いた心温まるヒューマン・ストーリー。中村監督が手掛けた伊坂作品3作すべてに出演している濱田は今回、空き巣を生業とする主人公・今村を演じている。(福住佐知子)
映画『ポテチ』は宮城先行公開大ヒット中、5月12日全国公開