ありそうでなかった!日本初!こども映画専門サイトがオープン!
17日、子どもたちに世界中の良質な映画を紹介する映画専門サイト「こども映画+(プラス)」(株式会社チャイルド・フィルム運営)がサービスを開始した。
日本に映画サイトは数あれど、子どものみにターゲットをしぼった映画専門サイトは意外にも日本で初めてのサービスになる。対象年齢は幼稚園から高校生だが、直接子どもが利用するというよりも、親や教育者など子どもを指導する立場にある大人向けだ。
チャイルド・フィルムの工藤雅子代表がこども映画+(プラス)を立ち上げたきっかけは、幼いころに観た映画が自身の人生に大きな影響を与えたことから、子どもが映画と出会う「適齢期」を逃してほしくないと強く感じたことだという。工藤代表自身、子どものころからさまざまな国の文化を知ったのは映画からだったという。
そんな思いが形となった本サイトには、良質なコンテンツが満載。対象年齢や、上映時間、国から検索することができる映画データベータサービスは、100本の映画から検索機能を使って、映画を探すことができる。作品数も今後も増えていくというから楽しみだ。
また、発達心理学の専門家からの、子どもとメディアについてのアドバイスは、親にとっても貴重なコンテンツとなる。さらに、過去作だけでなく、こども向けの特別上映会、映画ワークショップや映画館で上映中の作品情報など、子ども映画に関する旬な情報も随時更新されていく。
本サイトのキャッチフレーズは「映画を通して世界がみえる。心に残る大切な1本との出会いを、お手伝いします」。テレビアニメの映画化もいいが、いろいろな世界の人たちの文化や考えに触れることができる良質な映画を子どもたちに伝えていくことも大人の責任の一つだろう。(編集部・下村麻美)