ダーレン・アロノフスキー監督の新作『ノア』、ラッセル・クロウの主演が正式決定
映画『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督の新作『ノア(原題) / Noah』のタイトルロールにラッセル・クロウが正式決定したとCollider.comが明らかにした。
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このニュースはパラマウント・ピクチャーズとニュー・エージェンシーの発表を受けたもので、クロウ主演を熱望していたアロノフスキー監督の希望が実現したことになる。プレスリリースの中で、アロノフスキー監督は「ラッセル・クロウが私とともにこの壮大な冒険に身を投じてくれることに大きな喜びを感じています」と語っている。
アロノフスキー監督自身が書いた脚本を『ブラック・スワン』で製作総指揮を務めたアリ・ハンデルが再校、さらに映画『グラディエーター』『ヒューゴの不思議な発明』のジョン・ローガンが脚色を務める。
ストーリーは、旧約聖書に描かれているノアの箱舟の映画化で、人間たちの罪深い行いから荒廃した世界を舞台に、差し迫る洪水から動物たちを救うためにノアが箱船を造る神聖な使命を与えられる展開になるという。
公開を2014年3月としているところから想像するに、総製作費1億3,000万ドル(約104億円)とも言われる作品だけにVFXを多用して旧約聖書の世界に命を吹き込むことになるだろう。ラッセル・クロウ以外のキャストはまだ決定していないが、撮影は7月からニュー・ヨークとアイスランドでスタートするとのこと、キャスティングも多忙になりそうだ。(後藤ゆかり)