ショーン・ペン、コメディー映画『虹を掴む男』のリメイクでベン・スティラーと共演?
映画『ツリー・オブ・ライフ』のショーン・ペンがコメディー映画『虹を掴む男』のリメイク版でベン・スティラーと共演の可能性が出てきたとDeadline.comが明らかにした。
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このコメディー映画は、過去にスティーヴン・スピルバーグやロン・ハワードもリメイクを企画し断念したもので、ベン・スティラーが監督と主演を担うことになった作品。オリジナル版は作家ジェームズ・サーバーの短編小説をもとに、1947年にノーマン・Z・マクロード監督がダニー・ケイ主演で映画化している。
オリジナルのストーリーは、出版社で働く気弱な青年ウォルター・ミティは、白日夢を見る癖がある男。これまで夢は夢のままだったが、ある日、その夢の世界に現れる美女と現実世界で出会い、彼女が原因である事件に巻き込まれながら困難を乗り越えていくという作品。ペンは、端役ながらきわめて重要な役を演じると報じられている。キャスティングではすでに映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のクリステン・ウィグが、ベン・スティラー演じる主人公ウォルターが一目惚れしてしまう同じ職場で働く女性を演じることになっている。
ペンはつい最近、ロサンゼルスの実在のギャング、ミッキー・コーエンを演じた刑事ドラマ『ザ・ギャングスター・スクワッド(原題)/ The Gangster Squad』をクランク・アップしたばかりだ。このほか、パオロ・ソレンティーノ監督の映画『きっと ここが帰る場所』が、6月30日から日本公開される。またアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の映画『ザ・レヴェナント(原題) / The Revenant』への出演もうわさされている。(後藤ゆかり)