武井咲がメイドに変身!清楚なお嬢様が体をクネェ~!『愛と誠』初公開写真!
日本映画界を代表する鬼才・三池崇史が、往年の純愛映画を妻夫木聡と武井咲共演でよみがえらせた映画『愛と誠』で、武井演じる令嬢・愛がピンクと白を基調にしたメイド服に身を包み、体をくねらせ踊るシーンの写真が初公開された。
武井咲のコメディエンヌぶりが止まらない!映画『愛と誠』特別映像-「愛」篇
武井は本作で、運命を感じている超不良の誠(妻夫木)に、ひたむきな愛を注ぐ正真正銘のお嬢様女子高生を熱演。立場の違いをものともせず、誠の更生のためなら校則を破ってアルバイトもするという献身ぶりだ。このたび初公開された写真はまさにそのアルバイトシーンで、普通の喫茶店と思い門をたたいた愛が、なぜかメイド姿で踊るサービスを提供するハメになるというもの。
どこか天然で思い込みが激しい愛(武井)は、劇中を彩るかわいらしいキャラクターでもあるのだが、武井は見事に役に成りきってコメディエンヌぶりを発揮している。メイド服姿で踊るシーンについて、歌と踊りが散りばめられた本作の振り付けを担当したパパイヤ鈴木は、「『とにかくやり切ってください!』とアドバイスしました。すさんだお店とかわいい彼女の動きが、違和感があってとても良かったと思います」と期待に応えた武井を絶賛。
また、武井の魅力を引き出すために「昭和時代のアイドルのようなイメージで、とにかくダンスというよりは表情で訴えかけてもらいました」と狙いを明かした。新境地を切り開いた武井はスクリーンを支配する力も兼ね備えており、三池マジックがかかった『愛と誠』の完成度をより高めていることは間違いない。
『愛と誠』は、梶原一騎原作、ながやす巧作画による同名純愛漫画4度目の映画化作品で、「美女と野獣」ともいえる愛と誠の運命・奇跡的な愛の行方を描いたラブ・ストーリー。『クローズZERO』シリーズなどを手掛けた三池監督らしい迫力ある暴力描写も健在で、単なる純愛物語ではない工夫も凝らされ、見応え満点・唯一無二の映画に。今年のカンヌ国際映画祭で上映されることも決定している。(編集部・小松芙未)
映画『愛と誠』は6月16日より新宿バルト9ほか全国公開