サミュエル・L・ジャクソン、実はビートたけしの大ファン!世界のキタノを『アベンジャーズ』に召集!?
大ヒット映画の主人公たちが勢ぞろいし、世界滅亡の危機に立ち向かう超大作『アベンジャーズ』で、最強のヒーローたちのリーダーとなる、ニック・フューリーを演じたサミュエル・L・ジャクソンが本作について語った。
ニック・フューリーといえば、特殊機関S.H.I.E.L.D.の長官として、最強のチーム「アベンジャーズ」結成を画策してきた人物。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルクなど、一癖も二癖もある彼らのまとめ役を演じたサミュエルは、「何より大切な能力とは、チームの一人一人に自分たちの目的は正しいと信じさせること」と独自のリーダー論を展開する。
そんな頼れるリーダーとして、もし「アベンジャーズ」の最強メンバーに日本人を加えるなら、誰をスカウトしたいかを聞くと、「ビートたけしだね!」と即答。「彼はどの映画でも最高にカッコイイし、大ファンなんだ!」とゴキゲンな様子で語っていた。
チームメンバーそれぞれが主役を務めたヒット作の、総まとめ的な作品となる本作。「このジャンルに欠けていた信ぴょう性とか真実味といったものを築き上げた」とジョス・ウェドン監督の手腕を称賛するサミュエルは、「お決まりの醍醐味(だいごみ)だけじゃなく、観客が思わず物思いにふけるような親密で心揺さぶるシーンや、向かうところ敵なしの最強のヒーローが、かつてない強大な敵を前に自信を失い、恐怖心をあらわにする瞬間といった、まったく新たな要素が詰まっているんだ」とコメント。本作が迫力のアクションと同時に重厚なドラマが描かれた作品であると強調していた。
ちなみに日本では、衣装やメイクでコミックやゲームのキャラクターになりきるコスプレ文化が大はやり。サミュエルも日本のファンに向け、「バッチリ決めたいなら、まずは精巧でリアルな目の傷を作ることだな。次にはき心地のいいピタピタのレザーパンツと最高に上質な黒革のロングコート。それからツルツルにそった見事なスキンヘッドが必要だ! これで君もニック・フューリーになれるよ!」とコスプレのポイントを伝授。「続編への期待を込めて、みんな応援してくれよ!」と笑顔でメッセージを送っていた。(編集部・入倉功一)
映画『アベンジャーズ』は8月17日より全国公開