宮崎駿直筆イメージボードなど100点以上展示!横浜赤レンガ倉庫で「コクリコ坂から展」開催!
映画『コクリコ坂から』で、DVD&ブルーレイ発売を記念して、横浜赤レンガ倉庫にて、制作初期段階に宮崎駿によって描かれたイメージボードを含む100点以上の美術資料を展示する展覧会が開催されることが発表された。6月20日から27日までの8日間開催され、その後、大阪・大丸心斎橋店でも開催される予定だ。
91分の映像に対し、企画から完成までの1年半で作画されたのは、1,147カット、6万9,758枚。今回の展覧会では、制作初期段階に宮崎駿によって描かれたイメージボードのほか、宮崎吾朗監督やキャラクターデザインを手掛けた近藤勝也による多数のスケッチ、美術監督らによる美術ボードや背景画などの複製原画100点以上を展示する。
『コクリコ坂から』は、宮崎吾朗監督が映画『ゲド戦記』以来、約5年ぶり2回目のメガホンを取った作品。東京オリンピックを目前に控えた1963年の横浜を舞台に、高校生の少女・海の淡い初恋、高校で巻き起こる論争、戦争と戦後の混乱期に青春を過ごした親の世代の物語などをノスタルジックな雰囲気たっぷりに描いている。物語の舞台であり、映画の雰囲気にもぴったりの横浜赤レンガ倉庫での展覧会に期待が高まる。なお、展覧会には、ブルーレイ発売を記念し、映画『となりのトトロ』『火垂るの墓』の世界観で写真撮影ができるフォトスポットも登場する予定。(編集部・島村幸恵)
DVD&ブルーレイ発売記念「コクリコ坂から展」は6月20日から27日まで横浜赤レンガ倉庫1号館3階にて、7月11日から23日まで大丸心斎橋店7階催状にて開催