『ジャングル・ブック』が再び実写に!「ハリポタ」シリーズの脚本家が監督&脚本担当
ディズニーによるアニメーション映画でも知られる小説「ジャングル・ブック」の新たな実写映画化が、米ワーナー・ブラザーズの企画により進行しているとバラエティーなどが報じた。
本作は、イギリスの小説家ルドヤード・キプリングが1890年代に発表した短編集。中でもインドのジャングルに置き去りにされ、動物たちに育てられた少年モーグリのエピソードが何度か映像化されており、1942年の実写化の後、1967年にディズニーによってアニメ化、さらに日本でも放映されたテレビアニメシリーズもある。
デッドラインによると、新たな実写映画の監督として交渉中なのは、『ハリー・ポッター』シリーズの脚本を多く手掛けたスティーヴン・クローヴス。米ワーナーは、本作をより原作に近い、ダーク色の強い作品にしたいと考えているとのこと。モーグリの仲間の動物たちはCG技術で再現されることになるという。
同作の最近の実写化としては、1994年に『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』シリーズのスティーヴン・ソマーズ監督が手掛け、ジェイソン・スコット・リーが主演した作品があるが、こちらは成功したとは言い難い成績となってしまった。だが、脚本家としての活躍が目立つクローヴス監督は、かつてアカデミー賞にノミネートされた『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』なども手掛けた人物で、その出来映えには期待が持てそうだ。(編集部・入倉功一)