マドンナの香水のロゴは盗作?オーストラリアの芸術家が訴訟の構え
先月、ニューヨークでオリジナル・フレグランス「トゥルース・オア・デア」を発表したマドンナが著作権侵害で訴えられそうになっている。
盗作だと主張しているのはオーストラリアの芸術家RJ・ウィリアムズで、マドンナのフレグランスのパッケージに記載されているMのシンボルが、自分が商標登録しているロゴに酷似しているというのだ。RJは「マドンナの香水の広告が出て以来、世界中にいる友達から連絡があり、みんなは盗作に憤慨すると同時に僕をサポートしてくれている」とザ・サンデー・テレグラフ紙に語っている。
WENNによると、RJは自分がデザインしたロゴを8年間にわたり自身のアパレルに使用しており、2011年に商標登録をしているとのこと。「アーティストとして許せない。大きな化粧品会社だからと言って、人のデザインを勝手に使っていいということはない」と怒りをあらわにしている。RJはマドンナのエージェントにロゴの使用は著作権侵害であり、すぐに使用をやめるよう法的文書を送り、すでに販売された香水の利益の要求と、将来的にロゴを使用する場合は自分とライセンス契約を結ぶよう申し出たという。
今回マドンナがプロデュースしたのは女性用のフレグランスだが、今後はウィスキーの香りがする男性用のコロンの発売も計画中らしい。(澤田理沙)