大槻ケンヂ、超絶VFXのインド映画絶賛!インド映画史上最高となる製作費37億円
話題のインド映画『ロボット』の前夜祭イベントが11日、新宿バルト9で行われ、インド通としても知られる大槻ケンヂが登場、「今年のナンバー1は決まり」と本作を絶賛し、拍手・歓声を送りながら作品を鑑賞する「マサラシステム」を実践し、観客と共に映画公開を祝った。
所属するバンド、筋肉少女帯の名曲「日本印度化計画」でも知られる大槻は、興奮気味に登壇すると「『電人ザボーガー』以来の衝撃。今年のナンバーワンは揺るぎない」と本作を絶賛。「どんなにハードルを上げて観ても、それを超える衝撃がある」と上映を待つ観客の期待を高めていく。
世界で100億円を超す興行収入を記録したという本作の魅力について、大槻は「CGの使い方を独学で学んじゃった感じ。絶対『ジュラシック・パーク』も『ターミネーター2』も観ていない」とコメント。またヒロインのアイシュワリヤー・ラーイについて、「こんなきれいな人見たことがない。女優しかできない。ボイラー整備士とかやりたくてもできないよ」とオーケン節で解説し、場内を爆笑へ導く。
この日、観客にはインド料理のサモサが振る舞われたほか、主演のラジニカーントお面を身につけ記念撮影を行うと、お祭りムードは最高潮に。さらに、公開時にちょっとしたパニックが起こったインドの現地映像が上映されると、観客は負けてなるかとさらにヒートアップ。大槻が「盛り上がるぞー!」と音頭を取り、遂に上映が開始されると、大歓声、クラッカー、そして大拍手が沸き起こる。劇場はインドさながらの盛り上がりを見せ、「マサラシステム」と共に、『ロボット』の幕が切って落とされた。
本作はインド映画史上最高となる制作費37億円を費やし、超高性能ロボットとそれを生み出した天才博士がヒロインを巡って繰り広げるラブロマンスを、超絶アクション、歌とダンス、最新のVFXで描く極上マサラムービー。(取材・文:長谷川亮)
映画『ロボット』は5月12日より渋谷TOEIほか全国公開