『ハムナプトラ』のブレンダン・フレイザー、出演予定の伝記映画が始動せず2億4,000万円の支払いを求める訴訟
映画『ハムナプトラ』シリーズのブレンダン・フレイザーが出演契約を結んだ映画がなかなか製作されないため、中止でもギャラの支払いを求める訴訟を起こした。
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WENNによるとブレンダンはウィリアム・テルの伝記映画『ザ・レジェンド・オブ・ウィリアム・テル3D(原題) / The Legend of Wiliam Tell 3D」に主演することになっており、昨年10月には撮影が開始されるはずだったという。しかし、金銭面のトラブルからまだ始動できずにいるらしい。ブレンダン側は、この映画のためにギャラのいい仕事を複数断ったと主張し、映画が製作されてもされなくても、225万ドル(約1億8,000万円)の支払いを求めているほか、損害賠償として75万ドルの計300万ドル(約2億4,000万円)を要求する訴訟を起こしたという。
驚いたのはプロデューサーのトッド・モイヤー。彼は映画は絶対に作られると確信しているため、このような訴訟が起きたこと自体信じられないという。「訴訟については初耳だ。フレイザー氏のエージェントにも話をしたが、製作費は全額確保できたので9月3日にはクランクインを予定している」とTMZにコメント。同サイトによると、ブレンダンは2Dで撮影をしようとしているプロデューサーの意向に賛成できないと言っているらしいが、それは彼が口出しできることではないと製作側は語っている。
ブレンダンはすでに映画『ヘアブレインド(原題) / HairBrained』『ギミー・シェルター(原題) / Gimme Shelter』『ア・ケイス・オブ・ユー(原題) / A Case of You』の撮影を終え、公開を待つのみになっている。(澤田理沙)