まさに破壊力抜群!『アベンジャーズ』劇中の被害総額は1,600億ドル! -調査会社が計算
公開3日間で全米興行収入2億ドル(約240億円)超の新記録を樹立した映画『アベンジャーズ』のクライマックスで繰り広げられる戦闘シーンの被害総額を計算すると、実に1,600億ドル(12兆8,000億円)に上ることが明らかになった。(1ドル80円計算)
ボックスオフィス記録を次々と更新している映画『アベンジャーズ』は、重厚な人間ドラマはもちろん、「これが映画だ!」といわんばかりに次々と展開されるアクションシーンも見どころ。とりわけ、クライマックスのマンハッタンを舞台にした戦闘では、アイアンマンをはじめ、ソーやキャプテン・アメリカ、ハルクなどが集結していることもあり、そのスケールはケタ違いのものとなっている。
海外の映画情報サイトのハリウッド・リポーターは、災害被害調査専門会社のキネティック・アナリシス・コーポレーション(KAC)と協力し、クライマックスシーンにおける被害額を計算。核兵器による破壊、経済的被害、そして数千人規模の死傷者が出たことなどを踏まえたのが、1,600億ドルという金額だ。
あまりに大きすぎるため想像しにくいが、2005年にアメリカを襲ったハリケーン・カトリーナによる被害総額は、一説によると900億ドル(約7兆2,000億円)程度と推定されており、相当な金額であることは確か。とはいえ、KAC担当者にとって、この金額は予想をはるかに下回るものだったらしく、「『インデペンデンス・デイ』と比較すれば、『アベンジャーズ』の破壊はアマチュアの仕事ですね」とコメントしている。(編集部・福田麗)
映画『アベンジャーズ』は8月17日より全国公開