キャメロン・ディアスとベニチオ・デル・トロ、アクションコメディ映画で共演決定
キャメロン・ディアスとベニチオ・デル・トロが、CMやPVを手がけてきたデンマーク出身のアダム・ハシミが監督するコメディスリラー映画『エージェント:センチュリー21(原題) / Agent: Century 21』に共演することになったと、ウェブサイトdigitalspyが明らかにした。映画『スチュアート・リトル』の脚本家の一人、グレッグ・ブルッカーが脚本を担当する。
キャメロン・ディアス主演最新作『バッド・ティーチャー』場面写真
離婚したばかりの女性、メアリー・ケイ・カーリー(キャメロン・ディアス)が、子どもたちの養育のために不動産会社での職を手放すまいと、ボスのために危険なミッションに乗り出すも、誘拐されメキシコのドラッグ争いに巻き込まれてしまうというストーリー。デル・トロの役柄はまだ明らかにされていない。
5月19日から映画『バッド・ティーチャー』が日本公開となるディアスは、コーエン兄弟が脚本、コリン・ファースやスタンリー・トゥッチらと共演する映画『ガンビット(原題) / Gambit』が10月12日にアメリカ公開されるほか、つい先日、2013年公開予定のリドリー・スコット監督の映画『ザ・カウンセラー(原題)/ The Counselor』への出演報道もなされている。
デル・トロは、ブレイク・ライヴリーやテイラー・キッチュと共演した、オリバー・ストーン監督の映画『サヴェージズ(原題) / Savages』が7月の全米公開を皮切りに世界で順次公開されるほか、ダニエル・デイ=ルイスと共演、マーティン・スコセッシが遠藤周作の小説「沈黙」を映画化する『サイレンス(原題) / Silence』の撮影を控えている。
ハシミ監督にとっては、これが長編映画デビュー作品となるが、デンマークのバンド、OH NO ONO(オーノオノ)など、まるで映画作品のようなストーリー性を含んだ斬新な映像のPVには定評がある。エキサイティングな才能たちが結集するプロジェクトになりそうだ。撮影や公開時期は明らかになっていない。(鯨岡孝子)