Facebookマーク・ザッカーバーグに非難の声!パーカー姿で投資家向け説明会に登場
FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏が、先日ニューヨークで開かれた投資家向けの説明会にパーカーにジーンズというラフな姿で現れたことで、証券会社のアナリスト、マイケル・パッチャー氏から猛烈に非難されていることがわかった。Facebookは世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)だ。
ハーバード大学在学中にFacebookを立ち上げたザッカーバーグ氏の姿を描いた映画『ソーシャル・ネットワーク』が、2010年、数々の賞レースをにぎわせたことは記憶に新しい。同作にも大手投資家とのミーティングに寝間着姿で現れるシーンが含まれているなど、ラフな格好はザッカーバーグ氏の一種のトレードマークといえる。
しかし今回はFacebook上場直前の大事なミーティング。パッチャー氏は、「マークは投資家たちの前でこんなことはたいしたことではないと示したのです」とブルームバーグTVでコメント。「わたしは彼のその態度を未熟さの表れだと思います。彼はこれから投資家たちに資金を提供してもらうわけなのだから、それを理解し敬意を示す必要があります」とザッカーバーグ氏を非難している。
とはいえいつでもザッカーバーグ氏がパーカー姿というわけではなく、2011年のオバマ大統領との夕食会ではジャケットを着用。首相官邸での野田総理との懇談会でもびしっとしたスーツ姿を披露していた。ザッカーバーグ氏も、彼なりにTPOをわきまえているのだろう。(編集部・市川遥)