『ムカデ人間』続編、今度は12人を数珠つなぎ!? ハイター博士を超える最狂の主人公が公開!
上映禁止の危機を回避し、この夏の日本公開が決定したカルトホラーの続編『ムカデ人間2』から、前作を超える凶行におよぶ主人公や劇中のビジュアルと、聞くだけでその過激さに期待が高まるストーリーの一端が明らかとなった。
人間の肛門と口をつなげた、人間ムカデ創造を夢見るハイター博士(ディーター・ラーザー)の恐怖を描いた前作『ムカデ人間』。公開された画像の通り、続編となる本作では、一見インテリな風ぼうだったハイター博士とは正反対の、醜く太った中年男マーティン(ローレンス・R・ハーヴィー)が主人公となる。
ロンドンが舞台となる本作では、前作が実は映画の中の話だったというメタ構造のストーリーが展開する模様。『ムカデ人間』に異常な興奮を覚えたマーティンは、欲望のまま、自分だけのムカデ人間を作るため人々を次々と拉致。前作では3人だったが、今回は前人未到(!?)の12人数珠つなぎに挑戦するという。
また、前作に出演した女優アシュリン・イェニーが、本作では本人役で出演することも判明。前作では主演を務めた日本人俳優・北村昭博と共に最後尾につながれていたが、本作ではマーティンに拉致され、今度は新たな「先頭」として、想像を絶する苦痛の中に放り込まれるという。
ちなみにマーティンの職業は、ハイター博士と違い地下駐車場の警備員。当然医学の知識などあるわけもなく、その施術は麻酔ナシ、しかも大工道具を使用して行われるとのこと。想像するだけでその残酷さに身震いしそうで、上映禁止の危機もうなずける!? 良くも悪くも前作を超える衝撃を観客に与える作品となることは間違いがなさそうだ。(編集部・入倉功一)
映画『ムカデ人間2』は7月14日より新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開