ハリウッド映画界にヤクザ旋風?ユニバーサル・ピクチャーズがその名もズバリな映画『Yakuza』製作を企画
ハリウッド映画界にヤクザ旋風か? ワーナー・ブラザーズに続き、ユニバーサル・ピクチャーズがヤクザを題材にした映画『ヤクザ(原題)/ Yakuza』の製作を企画しているようだ。
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先に手を挙げたワーナー・ブラザーズは第二次世界大戦後の日本を舞台に、捕虜となっていたアメリカ人がヤクザの世界に入っていくという『ザ・アウトサイダー(原題)/ The Outsider』の製作を企画している。報じたdeadline.comによると、一方のユニバーサル・ピクチャーズが付けたタイトルはずばり『ヤクザ(原題)/ Yakuza』。震災後の日本で、闇の世界と対決しなければならなくなったアメリカ人諜報部員を追ったストーリーになるという。
同サイトでは、メガホンを取るのは、映画『プライド&グローリー』(日本未公開)のギャヴィン・オコナーとしている。総合格闘技がテーマの映画『ウォーリアー(原題) / Warrior』で評価を高めたオコナー監督は、同作のプロデューサーであるジョシュ・ファギンとともに、脚本のリライト作業を進めるという。
製作は映画『ビューティフル・マインド』でオスカー作品賞を受賞した後も、映画『ダ・ヴィンチ・コード』や『J.エドガー』など話題作を手掛ける名プロデューサー、ブライアン・グレイザーが務める。
このメイド・イン・アメリカのヤクザ映画、いったいどういうものに仕上がるのだろうか。キャスティングや日本でのロケの可能性を含め、企画の行方に大きく注目したい。(後藤ゆかり / 編集部・入倉功一)