ユニバーサルの社長が『ラブ・アクチュアリー』の続編製作を希望
ユニバーサル・ピクチャーズの社長が映画『ラブ・アクチュアリー』の続編を企画されればオーケーするとコメントした。
19人の主要キャストのさまざまなラブストーリーが同時進行で描かれた同映画は2003年に製作され大ヒット。ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、コリン・ファース、エマ・トンプソン、キーラ・ナイトレイなど、それぞれが映画で主役を務められる一流俳優が出演して話題となった。
ユニバーサル社長のエディ・カニングハムは、リチャード・カーティス監督の腕はすばらしいものだと語り、続編を期待しているようだ。「僕は『ラブ・アクチュアリー 2』を作るべきだと思う。企画されればすぐにゴーサインを出すよ。さまざまなストーリーが交錯し、同じ人間が一度に6分以上画面に登場しないというすばらしいフォーマットは多くのアメリカ映画で再現が試みられたが、それをやり遂げたのはリチャードだけだ。彼の脚本の完成度の高さには感心させられるよ」とカニングハム社長は英メール・オン・サンデー紙にコメントしている。
カーティス監督に続編製作の意思があるかどうかは不明だが、カニングハム社長は考えるきっかけになればと思いコメントをした可能性もある。カーティス監督の次のプロジェクトはタイム・トラベルを題材にしたSF映画『アバウト・タイム(原題) / About Time』で、映画『シャーロック・ホームズ』のレイチェル・マクアダムスの主演が発表されている。
ストーリーは、タイム・トラベルができる一族に育てられた青年が、ある日父親からその能力を知らされ、タイム・トラベルの旅に出て行くというコメディ作品。青年役に、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝』『わたしを離さないで』のドーナル・グリーソンがキャスティングされている。(澤田理沙)