マイケル・ジャクソンさんの舞台衣装 オークション前に世界で展示ツアー
マイケル・ジャクソンさんの舞台衣装がオークションにかけられる前に、約半年かけて世界中で展示される予定だという。
マイケル・ジャクソン主演映画『ムーンウォーカー』写真ギャラリー
展示ツアーを企画しているのはジェリエンズ・オークションのダレン・ジュリエン氏で、これまでもマイケルさんが亡くなった家の家具をオークションにかけているほか、最近ではホイットニー・ヒューストンさんが映画『ボディガード』で着用したベルベットのドレスとイヤリングをオークションにかけたことで知られる。ホイットニーさんが亡くなってすぐだったため、驚きの声も多く聞かれた。
これに対しジュリエン氏は「これらのものは彼女が生きた証。誰かの気分を害するかもしれないと隠すのは間違っています。彼女が亡くなった今、これらは歴史の一部になったんです。これらの品は投資なのです。株と同じように最適な時に買い、最適なときに売ることによって価値が上がるんです」とコメントしていた。
WENNによると、展示が予定されている舞台衣装の中には、マイケルさんの1980年代のBADツアーの際に着た衣装やクリスタルが散りばめられた手袋も含まれるという。展示ツアーはチリのサンティアゴから5月18日にスタートし、南米、ヨーロッパ、アジアを巡る予定とのこと。ツアー終了後、展示品は12月2日にオークションにかけられ、収益の一部はアメリカの盲導犬協会とホスピスなどに寄付されるという。(澤田理沙)