巨匠ロバート・アルトマン監督のドキュメンタリー映画が制作されることに!
2006年に亡くなったアメリカ映画界の巨匠ロバート・アルトマン監督のドキュメンタリー映画を、カナダ出身のロン・マン監督が制作することがハリウッド・リポーターによって明らかになった。
巨匠ロバート・アルトマンの遺作 映画『今宵、フィッツジェラルド劇場で』写真ギャラリー
これは、マン監督の制作会社スフィンクス・プロダクションズ、エピックス、ザ・ムービー・ネットワーク、サブマリン・エンターテインメントのもとで企画されている作品で、アルトマン監督がミズーリ州のカンザスシティで生まれ、世界大恐慌などを経験した時代から、2006年にアカデミー賞名誉賞を受賞するまでを描いた作品になるようだ。マン監督は、これまで映画『ツイスト』や『ラット・フィンク ~ボクのビック・ダディ~』などでメガホンを取っている。
今作でマン監督は製作も担当。また、アルトマン監督の妻キャスリン・リード・アルトマン、アルトマン作品『カンザス・シティ』を製作したマシュー・セイグがコンサルタントとして参加する予定。
映画『M★A★S★H』『ナッシュビル』『ザ・プレイヤー』などの名作を残してきたアルトマン監督の制作経緯や映画環境が、ドキュメンタリーでどのように描かれるのか楽しみだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)